開墾はベランダから

農業のことを中心に日々の雑感などつれづれに

セロリアック報告

あけましておめでとうございます。

今年もちまちまと農作業報告にもならないような、

端書をつらつらと綴りたいと思います。

 

今回は昨年一年かけて試した「セロリアック」の栽培報告をば。

 

セロリアックは、

  • 見た目はカブのよう
  • 葉の部分が一般的なセロリの可食部に当たる
  • 肥大化した根茎を主に食べる

とのことで、初めてその姿を見たときにそのインパクトに魅せられ、

いの一番に栽培する決意を定めた植物でした。

 

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2019年12月収穫セロリアック

種まきは3月下旬頃、

それからベランダにて育苗プラグ→ポットへと大きさに連れて移植。

 

あまり栽培の参考文献が少なかったのですが、

  • 寒さにはすこぶる強いが暑さに弱い
  • 根茎部を膨らますために土寄せ必須

上記二点が確実っぽかったので、

昨年度は本格栽培の前段階として、

  • 9月上旬定植
  • 11月中旬定植

の二回に分けてみました。

 

結果としては、

「暑さのリスクはあるものの定植は早めの方が良い」

なのかなと思いました。

そもそも書籍には定植期は7、8月頃と多く書かれており、

夏の暑さが心配だったのでどちらも遅めにしたのですが、

9月定植の方が確実に大きくなりました。

(最初の写真も9月定植のもの)

 

対して11月定植のものは、

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2019年12月収穫セロリアック その2

普通のセロリのミニミニ版という感じでした。

 

加えて、9月定植の方は即効性の化成肥料を2回程度追肥しました。

11月定植の方は有機物中心の遅効性の元肥のみ。

こちらもこれから生育が追いつく可能性も少なからず期待してはいますが、

その可能性は低いのかなと。

 

しかしながら、比べて育った9月定植の方も大きさはピンポン球くらいで、

前述の通りもう少し定植を早めていればより大きくなったのかなと思いました。

 

今年はもう少し株数を増やして、

より広く実験的に栽培してみたいと思います。

 

あまり馴染みの無い野菜だけに需要はあるのかなと。

味も根茎の部分は濃厚かつ癖のないセロリといった感じで、

葉の部分も美味しく食べられたので、

今年は本腰を入れて、やってみます。

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2019年12月収穫セロリアック その3

ちっちゃい。